先頭打者弾にも淡々 ロッテ首脳陣が評価する中村の「謙虚さ」

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「謙虚で主役になろうと前に出ることもない。プロでは珍しいですよ」

 ロッテのある選手がこう評するのがドラフト1位ルーキー・中村奨吾(22=早大)のことだ。30日の西武戦。プロ入り後初めて「1番」でスタメン出場すると、プロ1号となる先頭打者本塁打。この一発が利いて、チームは3-2で西武を振り切った。

「ホームラン後の3打席が三振。もっと練習します」

 試合後のコメントは確かに謙虚。周囲の注目がドラフト2位の田中英祐(23=京大)ばかりに集中しても、「僕は目立つタイプでもないし、大学時代(早大)も有原(日本ハム)が注目されていたので。英祐(田中)を取材した方がチームとしても盛り上がりますからね」と淡々と話す。

 誰に言われるでもなく、本職の二塁以外に三塁、遊撃、代走要員のための走塁練習を自らすすんでこなす姿は、首脳陣を感心させることしきりである。試合後の伊東監督は「(プロ1号は)風に乗ったがホームランに変わりはないですから。今のチームに足りない積極的な姿勢で(チームに)勢いをつけてくれた」と絶賛。地味で謙虚な男に派手なスポットライトが当たりだすのも時間の問題かもしれない。

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