パット、キャディー…松山英樹とスピースの“決定的な違い”

公開日: 更新日:

 タフな設定のメジャーで役立つわけだ。またスピースは構えたら0.5秒ぐらいでテークバックが始動と、リズムが速い。ところが、松山の場合はテークバックの始動まで4秒前後と遅い。

「大事なパットは時間をかけて『慎重に打った方がいい』というアドバイスもあるが、時間をかけるほどに筋肉が緊張し、手がスムーズに動きづらくなる。意外と思うかも知れないが、スピースのように、『構えたらサクッと打つ』という方が手がスムーズに動かせるし、時間をかけない方がプレッシャーもかかりづらくなる」(前出のマーク金井氏)

 データにも2人の差が出ている。スピースの平均パット数27.55は米ツアーランク1位。対する松山は28.70で同71位。

 ゴルフライターの吉川英三郎氏がこう言う。

「スピースは15歳から同じパターを使い続けています。それだけパッティング技術に自信があるということでしょう。しかも、スピースの専属キャディーは以前、数学の教師をしながら大会会場でキャディーのボランティアをしていて、誰よりもこのコースを熟知しています。難しい芝目も読み切ってくれる。スピースにとってこれほど頼もしいことはありません」

 松山のキャディーは大会直前になってスピースのキャディーにコース情報を聞いたというが、要するによく知らないということだ。パットの技術が高く、しかも有能なキャディーを味方につけるスピースと、松山の決定的な差がよくわかる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「24時間テレビ」SixTONES起用もマラソン募金額46%減で“旧ジャニーズ一極集中”は終焉へ

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    NHK出演にSNSでは抗議の声も…彬子女王と伊藤穰一氏をつなぐ「裏千家」とブータン王室の深い関係

  4. 4

    (2)「おニャン子クラブ」の二の舞いを回避した「順位付け」という競争原理はグループを飛躍的に活性化させた

  5. 5

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  1. 6

    一発で免許停止も…9月から法定速度改正「時速30キロ」生活道路の見分け方

  2. 7

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  3. 8

    自民党内に内閣改造の“タマ”がいない…女性閣僚「目玉不在」に高市首相が“苦悶”

  4. 9

    24時間マラソン完走後にSNSで“陰謀論”が拡散 星野真里に上がった「車移動説」のお粗末

  5. 10

    止まらない「人手不足倒産」…8月は過去最多を記録、もはや“ブラック企業”は成り立たない