全チーム貯金なし…醜すぎる“混セ”を生んだ交流戦惨敗

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 情けない混戦だ。23日、広島と阪神が延長十二回を戦って引き分け。巨人がDeNAに敗れたため、60試合以上を消化した時点としてはプロ野球史上初めてセ・リーグ全チームの勝率が5割以下となる珍事となった。

 阪神は首位の巨人に勝率で並んだものの、ともに貯金はゼロ。最下位広島との差はわずかに2.5ゲームだ。この先どのチームが抜け出すかはまったく読めないだけでなく、首位の巨人や阪神も、1週間もすれば最下位に転落している可能性がある。

 今回の珍事を生んだ背景には、交流戦計108試合でセ・リーグが44勝61敗3分けでパ・リーグに圧倒されたことが大きいわけだが、それにしても、異常ともいえる6球団のダンゴ状態。混セといえば聞こえはいいけれど、走ってみなければ、誰が転ぶか、先頭でテープを切るかがわからない「幼稚園児のかけっこ」と同じレベルだ。

 チャンスをモノにできずズルズルと延長十二回まで戦って引き分けに終わったこの日の広島―阪神戦が、今季のセを象徴している。プロ野球を見るならパに限る……。

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