メジャーの薬物禍を暴露した元強打者ホセ・カンセコは今…

公開日: 更新日:

「今の野球を見ているととても国際的だよね。だから体格の違いは以前ほどではない。以前は確かにアメリカ人選手はとても大きく、まるでアメフト選手のようだった。昔はそうだったけど、今は違う。それに昔は薬物の使用もあったからね。アメリカはパワーを重視しがちだけど、僕が日本に行った時に見たのはヒットエンドランも多くて技術的な野球だった。投手もとてもよい変化球を投げた。日本の野球の技術はアメリカで通用するし、実際に通用した選手もいる」

■「誰でも間違いは犯す」

――特に野手がメジャーでやっていくために薬物以外に必要なことは何でしょうか。

「今は薬物はもちろんだめだよ(笑い)。とにかく安定して打つことが大事。シーズン通してやれる一貫性が打者には必要だ」

――現役時代を振り返って思うことは。

「自分はその時その時を一生懸命生きたいタイプだから、あまり昔のことを振り返ることはないんだ。ほかの人たち、特に自分の時代を見てきた人は初の40本塁打40盗塁やワールドシリーズでの本塁打などをよく覚えていてくれて、そういう話題を出してくれるけれど、自分は常に前向きでありたいんだ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?