単独10位の石川遼 シード決められず依然“崖っぷち”

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【クイッケンローンズ・ナショナル】(ロバート・トレント・ジョーンズGC=7385ヤード・パー72)

 米ツアー2014─15年シーズンも終わりに近づき、ポイントランク140位の石川遼(23)は来季シード獲得のために125位に潜り込みたいところ。

 11アンダー8位発進の最終日は5番パー5でまず8メートルを決めてバーディー先行。その後は再三のチャンスを決められず、パーオンに失敗した12番パー4をボギーにした。

 14番パー5は2オンに成功し、7メートルのイーグルパットはカップ右を通過して2パットバーディー。

 16番パー3はガードバンカーからの2打目をピン上2メートルにつけるもパーパットが入らない。結局2バーディー、2ボギーと2日連続の71。通算11アンダー10位に終わった。

 ポイントランクは140位から125位にアップしたが、依然としてシード当落線上は変わりない。出場できる残り2試合で1回でもトップ10入りならシード当確だが簡単ではない。スコアが大きく動くムービングサタデーや、最終日にスコアを大きく伸ばせないと勝てないといわれる。

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