4冠狙うヤクルト山田はなぜ「外れの外れの1位」だったのか

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■スカウティングの常識を覆す

 山田は10年ドラフトの「外れの外れの1位」。1位入札の斎藤佑(日本ハム)はクジで外れ、外れ1位の塩見(楽天)もまた外れ、次の山田もオリックスと競合しながら3回目のクジでようやく当たった。だれもがドラフト1位と認める存在ではなかった。少なくとも3冠王を視野に入れるほどの打者になるとは、ヤクルトのスカウトも思わなかったろう。

 山田はプロ入り後も遊撃手だったものの、一昨年から二塁手に。昨季日本人の右打者としては最多となるシーズン193安打とブレーク。今季は4打数連続本塁打の日本タイ記録をマークするなど本塁打(31本)と盗塁(26)で独走状態だ。両方のタイトル同時獲得ならプロ野球史上初の快挙で、打率(.333)はトップ。打点(79)も2位につけ4冠王も狙える位置につけている。

 24日のナイター中日戦でも1安打1盗塁と気を吐いた。山田の活躍はスカウティングの常識も覆した。

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