オリ森脇前監督はSA…プロ野球界に氾濫「横文字」役職の謎

公開日: 更新日:

 球界にまたひとり、横文字の役職者が誕生した。

 27日、オリックスが9月1日付で森脇浩司前監督(55)のSA(シニアアドバイザー)就任を発表した。

 森脇前監督は去る6月、低迷の責任を取る形で休養。それがわずか3カ月足らずで、SA就任である。

 そもそも昨今の球界には、意味のわからない横文字の役職が氾濫している。今回の森脇SAと同様、楽天の星野SAやヤクルトの小川SD(シニアディレクター)、西武の渡辺SD、阪神の掛布DC(GM付育成&打撃コーディネーター)もそう。日本ハム稲葉篤紀SCO(スポーツ・コミュニティー・オフィサー)なんて、訳が分からない役職名すらある。

 きちんと仕事をしている人も中にはいるが、球団がわざわざ給料を払って横文字役職者を雇う理由は「口封じ」「世間体」「保険」などではないか。外部に情報をバラされたらマズい。いきなりクビじゃ球団が冷たいと思われる。ゆくゆくは仕事をさせたいからいまからツバをつけておく……。おおかた、そんなところだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?