釜本氏が香川にあえて苦言「自信満々の顔つきでプレーを」

公開日: 更新日:

コラム【ズバッと言わせてもらう】

 やっと「世界ランキング通りの試合」になったね。このところ日本は世界ランク50位台をキープしている。8日のW杯予選で対戦したアフガニスタンは130位。日本はシュート25本で6得点を挙げた。アフガニスタンのシュートは1本。もちろん無得点である。

 3日のW杯予選カンボジア戦は、180位の相手に34本ものシュートを浴びせたが、結局は3得点止まり。6月のW杯予選初戦・154位シンガポールとの一戦は、シュート24本を打ちながらスコアレスドローだった。 ハリルホジッチ監督も選手も、言いようのないプレッシャーから解放されたんじゃないかな。

 アフガニスタン戦快勝は、前半10分のMF香川の先制ゴールのおかげだね。ドリブルから右足を振り抜き、ゴール左下に決まった。素晴らしいシュートだった。香川自身も、緊張から解き放たれたんだろうね。その後も好プレーを連発していたし、後半5分の左足で決めたシュートも見事だった。でも、ひとつだけ苦言を呈したいと思う。

 周囲とのコンビネーションがうまく取れなかった時、香川はガッカリした表情を浮かべることがある。チームメートに対して不平不満を表しているわけじゃない。パスを出したり、受けたりする際にタイミングがズレたり、相手にカットされたりすると「自分が悪かった。すいません」と言わんばかりに自信なさげな態度を取ってしまう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る