巨人とオリに信奉者多し 引退表明の谷佳知めぐり“争奪戦”

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 契約最終年の原監督の去就は微妙だが、コーチ陣はごっそり代わるともっぱら。松井監督、あるいは高橋由監督が就任するであろう近い将来を見据え、来季の打撃コーチにOBの二岡智宏(39)がリストアップされているというが、谷だって欲しい人材、というわけだ。

「くしくも07年に巨人に移籍し、13年オフに中日へ渡るという、同時期に巨人に在籍した小笠原も引退を決断。通算打率.311、2119安打の成績はケチのつけようがない。ただ、こっちは入る時も出る時もFA。巨人には自分の意思となるFAで出た場合、将来的に復帰の可能性が低いという不文律があるため、谷とはニュアンスが違ってくる。現在の清水一軍、江藤二軍両打撃コーチも、現役の最後はトレードで巨人を出てコーチとして復帰した。小笠原より谷の方が可能性がある」(前出の関係者)

 巨人は13日、アンダーソン、村田の2試合連続本塁打などでDeNAに連勝。首位ヤクルトに0.5差に迫ったものの、来季へ向けたオリックスとの水面下の“争奪戦”はもう始まっている。

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