球団会長激怒、選手も奮起せず 巨人原監督「解任報道」の波紋

公開日: 更新日:

 近い関係者によれば、原監督は来季の続投に意欲を見せているという。が、通算12年目の長期政権による弊害を指摘する声が球団内に少なくないのも事実。指揮官が笛吹けどナインは踊らない。昨27日のヤクルト戦がそれを象徴していた。

 初戦に勝利し、1ゲーム差に迫った天王山2戦目を1-2で競り負け、ついにヤクルトにマジック3の点灯を許した。原監督は「2点目が遠かった」とガックリだが、解任報道でナインが奮起すると思ったら、ある主力選手は試合前にこう漏らした。

「ボクたちは全員優勝を目指して一生懸命やっている。監督の進退の報道が出たところでそれは変わらない。みんな監督のために戦っているわけではないんで」

 今季から「強い決意を持って」と一塁へコンバートした阿部を開幕7試合目で捕手に戻すなど、原監督の一貫しない用兵、采配に選手の気持ちが離れ始めているのだ。

「仮にV逸でも70%程度とみられていた続投確率は、今回の解任報道で0%へ。絶望的となった逆転優勝を果たしたとしても、100%から30%程度に急落したといえる。江川と同時に、川相ヘッドコーチの内部昇格の可能性も浮上。いずれにせよ、誰かを挟み、松井秀喜高橋由伸打撃兼任コーチといった若い世代の監督候補へつなぐことになるでしょう」(前出の球界関係者)

 風を読み間違えてV逸も目前。原監督は今季限りでユニホームを脱ぐ可能性が高まった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  3. 3

    佐々木朗希また抹消…中6日も守れない“ひ弱な怪物”をそれでも全30球団が欲しがったワケ

  4. 4

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  5. 5

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  1. 6

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  2. 7

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  3. 8

    日本球団はまだまだ佐々木麟太郎を諦めていない? マーリンズ入り決断でも狙う「ウルトラC」

  4. 9

    「指名自体が驚き」佐々木麟太郎に米球界の辛辣評価…122.5kgの大食漢は走れず、守れず、肝心の打撃もイマイチ

  5. 10

    佐々木朗希に付いて回った“タンパリング疑惑”…ドジャース以外の29球団は「そこまでやるか」と激怒した

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    AKIRA版はなかったことに? 反町隆史GTO放送開始で荒ぶる「2012年派」

  3. 3

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  4. 4

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  5. 5

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー

  1. 6

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン

  2. 7

    ついに1ドル=163円突入で「円安倒産」ラッシュ深刻懸念…すでに前年同期から3割増

  3. 8

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  4. 9

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 10

    震災で家族を心配する選手たちに星野監督が怒号「おまえらは野球だけしとりゃあええんじゃ!」