香川は見せ場つくれず…ドルトムントがバイエルンに大敗
ドイツ・ブンデスリーガ開幕7連勝で首位の王者バイエルン・ミュンヘン。5勝2分けの2位ドルトムントが敵地に乗り込み、バイエルンに今季初黒星を付けることはできるのか? 日本代表MF香川真司がトップ下で好プレーを連発し、ドルトムントの攻撃陣を活性化できるのか? に注目が集まった。
しかし、結論から先に言うと「両方ともダメ」だった。
バイエルン2点リードで迎えた前半36分、ドルトムントFWオーバメヤンが、開幕8試合連続ゴールを決めて1点差に迫った。しかし、それからはドルトムントの見せ場はなし。バイエルンは後半、直近2試合のリーグ戦で計7得点を決めたエースFWレヴァンドフスキの連続ゴールなど3点を加え、首位攻防戦は5-1で圧勝したバイエルンの強さが際立った。
香川はトップ下で動き回り、何とかボールに絡んでチャンスを演出しようとするが、バイエルン選手からのプレッシャーに手こずって孤立するばかり。前半33分、41分と相手ゴール近くでパスを受けたが、シュート体勢に入ることもできず、後半8分にはベンチに呼び戻されてしまった。
香川の次の試合は、8日に行われるW杯アジア2次予選のシリア戦だ。この敗戦をシリア戦に引きずらなければいいが……。