ゴルフ場で増える「カート事故」 新車買えず整備不良も

公開日: 更新日:

 クラブを持ったまま運転して、クラブがブレーキペダルの下に挟まって止まらなくなったこともある。

 ボタンで動かす電磁誘導タイプのカートなら安心だが、プレーヤーがアクセルを踏んで運転するカートが危ないのだ。

 ゴルフ場側は事故防止策として、カート利用者の運転免許証を確認した上で、プレーヤー全員に利用誓約書にサインさせる。あるいは新たにカート転落防止の柵を設置したり、看板や路面に注意喚起を表示したりする。

 また、カート道の両脇にポールを置いて、道幅が狭く見えるようにして減速を促す工夫をしているゴルフ場もある。しかし、カート道自体がきちんと整備されておらず、危なっかしくて運転さえ大変なところもある。

 それだけではない。あるゴルフ場の支配人がこう言う。

「乗用カートは新品なら1台100万円以上する高価なものです。ところがプレー料金の値下げ競争でとてもじゃないが、新車をすぐに導入できない。そこでどうするのかというと、倒産したゴルフ場のカートを安く、あるいはタダ同然で買い叩くわけです。当然、モノが古かったり、故障していたり、何らかの問題があります。自動感知システムが作動せず、そのままお客さんがひかれたこともあった。カネがかかるからといって、ろくにメンテナンスすらしていないゴルフ場もあるのですから、ホント、怖い話です」

 楽しむためにゴルフ場に行って、カート事故で死んだ……、なんて冗談じゃない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  3. 3

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  1. 6

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった

  2. 7

    高市首相「私の悲願」やはり出まかせ…消費税減税「断念」に向け経済界・財務省・自民党・マスコミが包囲網

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  5. 10

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ