MLB毎年100人超申請の年俸調停 日本で5年間ゼロはなぜ?

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 プロ野球はメジャーのような代理人制度が定着していないし、選手はいまだ球団主導の奴隷契約に縛られている。選手会が問題視しているとはいえ、西武ロッテのようにFA残留は認めないなんてムチャクチャな話がまかり通っている。ごくひと握りの一流選手を除き、球団の言いなりになるしかないのが実情だ。

 アメリカ野球愛好会副代表の鈴村裕輔氏がこう言った。

「メジャーはFAの権利ひとつとっても、選手や経営者側が血を流して定着しました。2人の選手が1年間、契約書にサインしないままプレー、その結果、FA制度が生まれた。一方、FA制度による年俸高騰を危惧した経営者側は、FA選手を取らない闇協定を結んだことが露見して問題になりました。そうやって互いに犠牲を払った末に現制度があるだけに、選手側は自分たちで勝ち取った権利は行使するのが当然だと考えます。調停も同様です。そこへいくと日本のFAや調停はメジャーもやっているからやろうと導入されたようなもの。選手にとって、言ってみればもらった権利です。その差が表れていると思いますね」

 プロ野球選手が球団や経営者サイドに隷属する構図は、今後もしばらく変わりそうにない。

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