吹き荒れるトランプ旋風 日本人メジャー挑戦にも影響必至

公開日: 更新日:

 米国のかつての覇権主義はどこへやら。例えば世界のすべての国の参加を前提に主導したGATT(関税及び貿易に関する一般協定)やWTO(世界貿易機関)に対し、TPPはEU(欧州連合)などとの並立が前提の経済圏に過ぎない。どうやらトランプは格差社会の底辺でくすぶる不満や怒りを、強いアメリカを取り戻すという主張によって代弁しているようなのだ。

■ビザ発給数の引き下げ

 問題はトランプの主張が米国内でかなりの支持を集めている現実、つまり日本や中国に甘い顔を見せることが元凶みたいな空気が米国に充満している点だ。それだけにトランプ旋風は現在、メジャーでプレーする日本人選手、あるいはこれからプレーしようと考えている日本人選手にとって、対岸の火事では済まされない。前出の鈴村氏がこう言った。

「トランプの打ち出している移民規制は民主党保守派も共鳴しやすい話題だけに、ビザの発給の総数を引き下げたり、要件が厳しくなれば、当然マイナー契約で渡米する外国人選手にも被害が及びます。さらに言えば現在のポスティングシステム(入札制度)も米国側には不満の多い仕組みだけに、制度の改変や撤廃を唱えてくる可能性もあるのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    伊原陵人の女性トラブル報道と関係が? 阪神の若手有望株を巡る“不可解な塩漬け”

  2. 2

    NHK「のど自慢」見ていて、あの政党の党勢縮小の理由がわかった

  3. 3

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 4

    維新から入閣の中司宏新大臣に案の定「裏金疑惑」…高市内閣は支持率20ポイント暴落もある

  5. 5

    DeNA構想外の藤浪晋太郎を拾いそうな「意外な2球団」 “瀕死の剛腕”にはこれだけの魅力

  1. 6

    藤島ジュリー景子もう復活 懲りない真っ暗闇集団「旧ジャニーズ」と、それを許すテレビ局

  2. 7

    『ペイパーバック・ライター』60年前の日本との実力差を感じる凝った機材セッティング

  3. 8

    藤島ジュリー景子氏「復権の宴」と、「死ぬほど悔しい」と今もむせび泣くジャニー喜多川氏性加害被害者の肉声

  4. 9

    水前寺清子(4)気をつけていることといったら、「自分の心と違うことは言わない」ぐらいかな

  5. 10

    結核とは違う感染症「非結核性抗酸菌症」患者が増加…人からうつらないのに感染するのはなぜ?