日本ロシアW杯行きは? B組の対戦相手を六川亨氏が分析

公開日: 更新日:

「正直な第一印象は『日本は楽なグループに入った』です。オージービーフ、トムヤムクンをおいしく食べられそうです」

 こう話すのは、週刊サッカーダイジェスト元編集長の六川亨氏である。

 12日、18年ロシアW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会が行われ、FIFA世界ランキングが57位の日本はオーストラリア(50位)、サウジアラビア(60位)、UAE(68位)、イラク(105位)、タイ(119位)と同じグループBに入った。そこで六川氏が、冒頭のコメントの意味合いを「組み合わせ抽選会の前から、サッカー関係者と『第1シードは強豪イランを避けたい。第6シードからはタイと対戦したい』と話していたものです」とこう続ける。

「オーストラリアとの対戦成績は8勝8分け7敗とほぼ互角ですが、W杯予選に限って言えば、日本は0勝4分け2敗と分が悪い。しかし、日本戦でゴールを連発してきた天敵MFケーヒルも、現在36歳とムリの利かない年齢となり、最終予選で日本相手に大車輪の活躍を見せるとは予想できない。チームを見渡しても飛び道具を備えた長身ストライカー、変幻自在のドリブラーといったクセ者系選手は見当たらず、日本は落ち着いた試合運びをやれば、ホームでもアウェーでも勝ち点を積み重ねることができるでしょう。10月11日のアウェー・オーストラリア戦の勝ち試合を取材後、おいしいオージービーフに舌鼓を打って“凱旋”帰国したいものです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」