今秋ドラフトの目玉野手 日大・京田に巨神ヤが熱視線

公開日: 更新日:

 今秋のドラフト上位候補、日大京田陽太内野手(4年=青森山田)が、開催されている東都大学野球でプロのスカウトをうならせている。

 右投げ、左打ち。50メートル5秒9の俊足で184センチの大型遊撃手だ。「3番・遊撃」で出場した13日の国学院大戦では、4打数無安打に終わったが、ネット裏に集まったスカウトの高い評価は変わらなかった。

 前日の1回戦で日米11球団、約30人のスカウトを集めたが、巨人はこの日、2戦目にもかかわらず、3人態勢で視察。「1位候補7人」のうちのひとりに挙げている。パのスカウトは「野手ではナンバーワン。送球が強い。大柄なのに柔らかい。逆方向に大きいのが打てる。今季、打線に苦しむ球団は、創価大の田中から乗り換える可能性がある。最終的には田中と並ぶ目玉候補になり得る逸材」と指摘し、こう続けた。

「特に熱心なのは初戦に6人のスカウトが大挙した阪神。鳥谷の後釜どころか、二塁が西岡、三塁が助っ人だから、内野全般の後釜探しが急務な状況。ここ数年、貧打にあえいでいる巨人もしかり。早大の遊撃手・石井も複数のスカウトでチェックしていた。内野手が補強ポイントだからです。京田は巨人が1位候補に挙げている7人中、2人の野手のうちのひとり。遊撃には坂本がいるものの、二塁は外国人で三塁はベテラン村田という布陣。他球団は田中を回避するかもしれないと、巨人の動きに注目しています。正遊撃手不在のヤクルトも熱心。日大出身の真中監督の後輩でもありますからね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終