DeNA白根尚貴が一軍初昇格 “ジャイアン”の逆襲が始まる

公開日: 更新日:

 ソフトバンクは12球団随一の選手層を誇るだけに、再び支配下枠に戻るのは至難の業。そういう理由なのかと問いかけると、白根は「そんな軽い気持ちじゃありませんよ」と、口を尖らせる。

「選手層が厚いから無理だとか、そんな理由じゃありません。自分から厳しい環境に身を置かないとダメになる。このまま、再契約に甘んじていたら、一生一軍で活躍することはできない。勝負の世界に身を置いてこそ、プロじゃないですか」

 白根の決意を聞いた球団側は困惑。「トライアウト? それならもっと早く言ってよ。ウインターリーグ派遣も決まってたんだから」と、散々愚痴られたという。それでも白根は「もう決心したことですから」と、頑として譲らなかった。

「最後は快く送り出してもらった? いえ、向こうも渋々って感じでしたね」

 と、白根は苦笑いする。

 11月のトライアウトでは7打数3安打と結果を出し、DeNAに支配下選手として迎えられた。


「これは驕りじゃないんですけど、やっぱり層が厚いソフトバンクで競争してきたことは自信になっています。『あの中で必死にもがいてきたオレが負けるわけがない!』ということです。バットには自信がありますので、ガンガン打ちたいですね。特にパワーなら誰にも負けませんよ」

 あえて育成の立場を捨てることによって、チャンスを手にした白根。死中に活あり。ジャイアンの逆襲はここからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大谷翔平のホワイトハウス訪問に思わぬ落とし穴…トランプ大統領の「余計な援護射撃」に要注意

  2. 2

    メジャー屈指の不人気球団が佐々木麟太郎を指名…“銭ゲバ”マーリンズの黒歴史

  3. 3

    佐々木朗希と山本由伸は“抱き合わせ”だったのか…ドジャース入りの裏で「謎の日本人」が暗躍

  4. 4

    かつての「打率4割男」は期待外れで戦力外…西武・林安可は母国・台湾野手の低評価を覆せるか

  5. 5

    ドジャース大谷翔平“満身創痍”の深刻度…本人が「ムリ」と判断し前半戦最終登板と球宴を回避

  1. 6

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  2. 7

    佐々木麟太郎に「個別育成プログラム」…マーリンズ入りには低予算球団ならではの“うまみ”あり

  3. 8

    日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった!

  4. 9

    佐々木麟太郎を待ち受ける「8巡目指名」の地獄…メジャー到達率20%、過酷すぎる生存競争

  5. 10

    佐々木朗希に付いて回った“タンパリング疑惑”…ドジャース以外の29球団は「そこまでやるか」と激怒した

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  2. 2

    メジャー屈指の不人気球団が佐々木麟太郎を指名…“銭ゲバ”マーリンズの黒歴史

  3. 3

    関根勤「枕営業」証言の衝撃…マリエ『すべてはつながっています』発言の真意

  4. 4

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  5. 5

    高市早苗が「2025年のバカ」第1位!不名誉トップ10に麻生太郎、“ウンコにタカる銀蠅議員”らがランクイン

  1. 6

    ビートルズよりもストーンズよりもすごいバンド、ラトルズ!

  2. 7

    高市首相2カ月ぶり党首討論「嘘と居直り」のデタラメ60分…国民民主に猫なで声、公明には高圧

  3. 8

    高市早苗氏が地元奈良でブチかました“敵前逃亡”…挙げ句に吐いた苦しすぎる“言い訳”

  4. 9

    ドジャース大谷翔平“満身創痍”の深刻度…本人が「ムリ」と判断し前半戦最終登板と球宴を回避

  5. 10

    シングル盤を寄せ集めたB面がマジカルで実に楽しい