「自分から仕掛けるべき」 マラソン福士に“逃げ”のススメ

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「リオでは金を掴みにいく」

 こう宣言している女子マラソンの福士加代子(34)は、2013年世界陸上銅メダルを獲得し、リオの代表選考では唯一、陸連の設定記録(2時間22分30秒)を突破している。最近の五輪や世界陸上の優勝記録を見れば、期待度はますます高くなる。

●12年ロンドン五輪=ティキ・ゲラナ(2時間23分07秒・エチオピア)
●13年世界陸上=エドナ・キプラガト(2時間25分44秒・ケニア)
●15年世界陸上=マレ・ディババ(2時間27分35秒・エチオピア)

 3大会とも、今年の大阪国際で福士が出した2時間22分17秒のベスト記録より随分遅い。「ですが……」と言って、陸上ジャーナリストの菅原勲氏がこう続ける。

「ペースメーカーがいない五輪や世界陸上はタイムレースではない。選手たちはあくまでも1位狙いでくる。有力選手たちの駆け引きによるスピードの上げ下げが行われ、体力の消耗は国内レースの比ではありません」

 シドニー五輪金メダルの高橋尚子はかつて本紙のインタビューでこう語っていた。

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