錦織がイタリア国際でベスト4 次戦は宿敵ジョコと再戦へ
錦織、ベスト4進出─―。テニスのイタリア国際は13日、ローマで行われ、男子シングルス準々決勝で世界ランキング6位の錦織圭(26)は、同15位のドミニク・ティエム(22=オーストリア)と対戦、6-3、7-5でストレート勝ちした。同大会は、4大大会に次ぐ格付けでトップ選手が揃って出場する「マスターズ大会」の1つ。
錦織は第1セットでティエムに先にサービスゲームを奪われたが、第5ゲームから5ゲームを連取して巻き返し、このセットを6-3で奪った。第2セットも主導権を譲らず、ストレート勝ちした。
試合を振り返った錦織は「難しい相手だったが、相手のミスを誘うという点ではいいプレーができた」とコメント。
準決勝では前週のマドリード・オープンに続いて世界1位のノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)と対戦する。錦織は「どれだけリカバリーできるかがカギ。体調が戻れば可能性がある試合はできると思う」と意欲を語った。