体操種目別でミス続出 演技中の“伝染”を専門家が種明かし

公開日: 更新日:

 リオ五輪代表が決まる体操全日本種目別の最終日、男子はすでに代表に決定している内村航平(27)、加藤凌平(22)の他に、白井健三(19)、田中佑典(26)、山室光史(27)の3人が代表入りした。

 この日は五輪キップを争う最後の舞台。ある程度緊張するのは仕方がないとはいえ、大きなミスがやたらと目立った。

 例えばつり輪では、完璧な演技をしていた神本雄也が、後方伸身2回宙返り2回ひねりおりで、着地の際に両手と頭を着くミスが出た。すると、つり輪が得意の山室も、同じおり技の着地で四つん這いになってしまった。

 さらに鉄棒では、トップの佐藤匠から6番目の今井裕之まで、着地で両手を着いたり、4人が落下するなど大きなミスが続出したのだ。

 男子体操のミスといえば、銀メダルだったロンドン五輪団体の日本選手たちは信じられないミスを連発。エースの内村でさえも、着地ミスや落下があり、まるで失敗が「伝染」したかのような状況だった。その現象について、臨床スポーツ心理学者の児玉光雄氏(追手門学院大学客員教授)がこう語る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも