レジェンド竹下 社会人バレー指揮で描く代表監督の青写真

公開日: 更新日:

「日本一を目指し、五輪でメダルを懸けて戦える選手を輩出したい」

 7日に行われた社会人チーム「ヴィクトリーナ姫路」の発足会見。新監督に迎え入れられた元バレー女子日本代表の竹下佳江(38)は、晴れやかな表情でこう言った。

 当初は何度もオファーを断ったが、「土台づくりに興味があった」と言うように、将来の日本代表選手を育てることに心血を注ぐという。

 ある放送関係者は「4年後の東京五輪で、その選手たちを率いているのは竹下かもしれない」と、こう続ける。

「竹下は13年に日本バレーボール協会の理事に就任した。当時はまだ引退前。現役選手が理事になるのは異例中の異例でした。それだけ協会は竹下の頭脳とリーダーシップを評価している。竹下は知名度も十分なので、20年東京五輪では代表チームを率いてほしいという思惑が協会にあるでしょう」

 現役時代は身長159センチの「世界最小セッター」として、卓越した頭脳と戦術眼を武器に世界と渡り合った。12年ロンドン五輪では主将として、チームを銅メダルに導く活躍を見せた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず