レジェンド竹下 社会人バレー指揮で描く代表監督の青写真

公開日: 更新日:

 仮に「竹下日本代表監督」誕生なら話題性も十分。「コーチ論」などの著作もあるスポーツライターの織田淳太郎氏も「古い話になりますが」と前置きして、こう言った。

「男子バレーが初めて金メダルを獲得したミュンヘン五輪の例があります。当時、チームを率いていたのは、竹下と同じセッター出身の松平康隆監督。身長も160センチほどしかなかっただけに、常に『自分の欠点を、どう長所にするか』と考えていた。だからこそ、後に世界中がこぞって真似をした一人時間差やフライングレシーブを編み出せた。竹下も代表チームの司令塔として、体格で劣る日本選手を率いてきた経験がある。うってつけの人材ではないでしょうか。ここ最近のバレー女子代表は、力と力の勝負を挑んでいる印象が強い。しかし、パワーでは外国勢にかなわないのは今も昔も同じ。まずはディフェンスを強化しないことには世界で勝てません」

 竹下は常々、「指導者に興味がない」と話していたが、ここにきて方針転換。歴代の女子日本代表監督は、ほぼ男が務めていたという慣例に風穴をあけられるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー