レジェンド竹下 社会人バレー指揮で描く代表監督の青写真

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 仮に「竹下日本代表監督」誕生なら話題性も十分。「コーチ論」などの著作もあるスポーツライターの織田淳太郎氏も「古い話になりますが」と前置きして、こう言った。

「男子バレーが初めて金メダルを獲得したミュンヘン五輪の例があります。当時、チームを率いていたのは、竹下と同じセッター出身の松平康隆監督。身長も160センチほどしかなかっただけに、常に『自分の欠点を、どう長所にするか』と考えていた。だからこそ、後に世界中がこぞって真似をした一人時間差やフライングレシーブを編み出せた。竹下も代表チームの司令塔として、体格で劣る日本選手を率いてきた経験がある。うってつけの人材ではないでしょうか。ここ最近のバレー女子代表は、力と力の勝負を挑んでいる印象が強い。しかし、パワーでは外国勢にかなわないのは今も昔も同じ。まずはディフェンスを強化しないことには世界で勝てません」

 竹下は常々、「指導者に興味がない」と話していたが、ここにきて方針転換。歴代の女子日本代表監督は、ほぼ男が務めていたという慣例に風穴をあけられるか。

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