復帰後もマスクかぶらず…G阿部の捕手復帰は“消滅”なのか

公開日: 更新日:

 阿部は昨年、原前監督に「強い決意をもってのコンバート。捕手に戻ることは99%ない」と一塁に回されながら、開幕7試合目にしてマスクをかぶらされた。その結果、ファウルチップを顔面に受けて、持病の首痛が悪化。今年の右肩痛はその後遺症だと見る向きもある。だとすれば、なおのこと今季中の捕手復帰は無理。いや、捕手引退すら視野に入れなければならないだろう。

 他球団は阿部の捕手復帰を警戒していた。昨年まで、ライバル中日でバッテリーコーチを務めていた評論家の達川光男氏は、「昨年も阿部がマスクをかぶった試合は明らかに巨人の試合のリズムが良くなった。中日の選手も口々に『やっぱり阿部さんは、うまいし(テンポが)速い』と言うとった。巨人の投手にはもちろん、本人の打撃にもプラスになるはずよ」と話していた。

 巨人と首位広島のゲーム差は10。捕手阿部という切り札を失った巨人にとって、広島の背中はますます遠くなる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束