脇腹痛でいまだサーブ打てず…錦織リオ五輪棄権に現実味

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 脇腹痛でウィンブルドンを途中棄権した錦織圭(26=世界ランク6位)が、自身のブログを約3カ月ぶりに更新したのは7月22日。そこには米カリフォルニアに滞在していることに加えて、「まだ少し横腹に痛みがあるので練習は少しずつ始めています」「これから夏のシーズンは大きな大会が連続してあるので様子をみながらやっていきます」などと現状がつづられている。

「カリフォルニアで錦織はチャンとエキシビションをやったのですが、そこでは通常のオーバーハンドのサーブでなく、ラケットを下から出すアンダーサーブだったというのです。脇腹に負担がかかる通常のサーブはまだ無理、痛めた脇腹はそれだけ深刻ということでしょう」(事情通)

 錦織は26日(日本時間26日)開幕のロジャーズ・カップ(マスターズ1000・カナダのトロント)からツアーに復帰予定。その後、8月5日からのリオ五輪、同14日スタートのウエスタン&サザン・オープン(マスターズ1000・米シンシナティ)、同29日からの全米オープンに出場予定だが……。

「大会直前にもかかわらず下からのサーブしかできない状態で、納得いくテニスができるとは思えない。ロジャーズ・カップやリオ五輪は最悪、棄権することも考えられます。まだマスターズ1000を勝っていない錦織の今季の最低限の目標は五輪を挟んだ2試合でしたが、無理をすれば全米オープンまで棒に振ることになりかねない。本人もそれだけは避けたいでしょうから」とは前出の事情通だ。

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