リオ卓球女子代表の石川 北朝鮮戦に向け“カット対策”万全

公開日: 更新日:

 リオ五輪の卓球の組み合わせが決まった。

 日本女子団体(世界ランク2位)の初戦はポーランド(同11位)が相手。波乱がなければ準決勝までは順調に駒を進めるはずだ。そこでぶつかるであろう、香港(同4位)、台湾(同6位)、ドイツ(同9位)のいずれかを破れば、決勝は中国(同1位)との再戦となる。同4位の男子も中国とは別のブロックとなった。

 女子シングルスで第4シードの石川佳純(同6位)は3回戦から出場。おそらくカット型のキム・ソンイ(北朝鮮=同50位)と対戦することになる。第6シードの福原愛(同8位)も3回戦からの出場で、順当なら団体でも当たるポーランドのリー・チェン(同30位)と戦う。

 組み合わせが決まって一夜明けた現地4日、石川はカット型の男性相手に打ち込んだ。「(シングルス初戦の)3回戦はカット主戦型と当たる可能性が高い。しっかり対策したい」とは言うものの、「カット打ちをたくさん練習してきたから、そこまで不安はない」とキッパリ。個人も団体も金メダル宣言しているだけに、3回戦で負けるわけにはいかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」