10勝3割22本…日ハム大谷「3年12億円」複数年契約も浮上

公開日: 更新日:

「大谷の査定は原則、投手としての成績が軸になっていて、それに野手としての貢献度がプラスされます。でも、今季は野手としての査定ポイントがチーム内でも抜けていると聞きました」とさる日本ハムOBがこう続ける。

「投手としては、例えば天王山だった21日のソフトバンク戦で8回を1失点で勝利投手になるなど節目の試合で結果を出して2ケタ勝利、チームに優勝をもたらしたわけですからね。それだけでもダルの7000万円増に届きそうなのに、野手としての査定は投手のそれをはるかに上回るというのです。シーズン中に2カ月間も先発から遠ざかったのはマメの影響ではなく、点が取れない打線から大谷を外せなかったから。3年連続100打点ながらことごとくチャンスを潰した中田に代わって、中軸としての役割を果たした。シーズン中盤以降、驚異的な追い上げでソフトバンクをかわせたのは大谷が得点源になったからです」

■観客動員200万人突破の貢献度

 日本ハムの年俸は試合ごとの査定ポイント、選手の能力や実績を数値化したBOS(ベースボール・オペレーション・システム)の値などグラウンドでの貢献度に加えて、マスコミへの露出度、社会貢献度など数値化しづらい部分も考慮されてはじき出される。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々