五郎丸にもフラれ…2年目サンウルブズが契約難航のワケ

公開日: 更新日:

 ラグビーの南半球最高峰リーグ参戦2年目を迎える日本のサンウルブズ。5日には来季から指揮を執るフィロ・ティアティア新ヘッドコーチ(45)の就任会見が行われ「19年W杯(日本)に向けて日本代表と連携して強化していきたい」と抱負を語った。

 参入1年目の昨季はW杯(イングランド)の開催年と重なりチーム編成が大幅に遅れた反省から、チームフロントは早々と選手選考に着手。日本代表、候補クラスの選手を中心にサンウルブズへの参加を打診したという。

 しかし、現段階では契約は難航しているそうで、オファーを出した33人のうち「口頭で合意に至っているのは14人」(サンウルブズ・渡瀬裕司業務執行理事代理)のみだという。

 会見に同席した日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチによれば、昨年のW杯で主力だったリーチ主将、SH田中、FB五郎丸らにも参加を呼び掛けているが「全てはうまくいかない」そうだ。

 豪州やニュージーランドのチームでプレーを希望するなど事情は選手によって異なるが、環境面の不安から敬遠するケースもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは