日当に不満も? ラグビー日本代表入り“辞退者続出”の真相

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「強豪相手でも十分に戦える選手たちです」――。

 ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=46)が期待を込めて話した。

 3日、ジョセフHCの初陣となる5日のアルゼンチン戦の登録メンバー23人を発表。FW堀江翔太(30)、SH田中史朗(31)ら昨年のW杯メンバー9人の他、初代表に13人が名を連ねた。

 アルゼンチンは昨年のW杯4位の強豪。過去1勝4敗と負け越している相手との対戦を前にジョセフHCは「経験豊富な選手にチャンスを与えると同時に、有望な若手選手も強豪国に対して新しいチャレンジができる。短期間の準備でもしっかり(戦術の)落とし込みができた」と手応えを口にしたが、今回は必ずしもベストの布陣とは言えない。

 代表候補合宿に招集されながら、辞退する者が少なくなかったからだ。すでにトップリーグが開幕し、故障やコンディション不良など事情はさまざまだが、中には代表拘束期間中の日当(4000円)の安さを理由に応じなかった選手もいるという。

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