アストロズで“4人目外野手”の青木に正左翼獲得の可能性
年齢的に限界といわれていたベテラン外野手の移籍先が早々と決まった。
マリナーズからウエーバーにかけられていた青木宣親外野手(34)が3日(日本時間4日)、アストロズと契約。身体検査を経て週明けにも入団発表に臨む予定だ。
今季の青木はリードオフマンとして期待されながら、開幕から絶不調。打率は2割台前半に低迷し、6月にマイナー降格。球宴後にメジャー復帰して以降は打率3割をマークして調子を上げたが、8月には李大浩(34)らと入れ替わりで2度目のマイナー落ち。レギュラーシーズン終盤に当たりが戻り、118試合で打率2割8分3厘、4本塁打、28打点で今季を終えた。
アストロズのジェフ・ルーノーGMは、14年オフにも青木取りに動いたことを明かし、「三振が少ない(今季45個)アオキは我がチームに必要だった」とベテラン外野手獲得の理由を説明した。
■110mと狭い左中間が有利に
青木は来年1月5日で35歳。メジャーの野手は35歳を境に急激に力が衰えるとの評価基準が定着している。来季の青木は2年ぶりのポストシーズン進出を目指すアストロズの戦力になるのか。