プロ転向のケンブリッジ飛鳥 最初の大仕事は“打倒桐生”

公開日: 更新日:

 2016年リオ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダリストのケンブリッジ飛鳥(23)が14日、所属のドームを退社すると発表。今後はプロ選手として活動するが、新たな所属先はまだ決まっていない。

 ケンブリッジは「2020年東京五輪の個人種目でのメダル獲得を目指し、新たな環境で挑戦していくことを決意した」とコメントしたが、プロならまずはアピールが大事。ライバルでもある桐生(東洋大3年)は高校3年の織田記念100メートル予選で日本歴代2位の10秒01を記録。日本選手としては史上初の9秒台の期待がかかるも、期待を裏切り続けた。今のところ、今年6月の日本学生個人選手権の100メートル準決勝で3年ぶりの自己ベストタイとなる10秒01を出しただけ。

 ケンブリッジはその桐生より100メートルの自己記録(10秒10)が遅く、200メートルでも100分の8秒負けている。プロならスポンサーがつかなければ生活できない。ならば、とりあえず桐生の記録を破って多くの企業に「夢」を与えたいところだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘