実は糸井も逡巡し阪神へ…巨人入りFA選手の哀れな末路

公開日: 更新日:

 FAで阪神に入団した糸井嘉男(35)。金本監督が「初恋の相手」と表現した阪神とは相思相愛の関係だったといわれたが、実は最後の最後まで糸井を迷わせていた球団があった。巨人である。

 オリックスの関係者がこう言った。

「巨人は表向きには争奪戦に参戦しなかったものの、糸井の周辺から『移籍先は巨人か阪神の二者択一』と聞いていた。オリックス残留が頭になかったのは残念ですが、本人はかなり悩んでいたようです。ヒザに爆弾を抱える体のことを考えれば天然芝の甲子園を本拠地にする阪神、東京に残す家族のことを考えれば巨人。いろいろと思いを巡らす中で、最終的には両球団に入ったFA選手の引退後、要するに末路が決め手になったといいます」

 巨人は93年にFA制度が導入されてから、今オフの山口、森福、陽岱鋼を含めて12球団最多となる23人のFA選手を獲得している。今も巨人で現役を続けている9人を除く14人のうち、そのまま巨人でユニホームを脱いだ選手は川口、金城のたった2人。引退後に巨人の指導者やスタッフになった選手もわずか5人しかいない。泣いて巨人残留を哀願しながら、オリックスへ“都落ち”した清原の例を持ち出すまでもなく、三顧の礼をもって迎えられたにもかかわらず、最後は捨てられるも同然で退団を余儀なくされた選手も少なくないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子は“女子御三家”の女子学院から東大へ 元NHKの先輩・膳場貴子と重なるキャリア

  2. 2

    嵐「最後の楽曲」好調の裏で起きた異変…ボイトレを続けた櫻井翔は歌声をキープ

  3. 3

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  4. 4

    高市首相が高額療養費見直しめぐり「丁寧に議論した」は大ウソ 患者団体を“アリバイ”に利用する悪辣

  5. 5

    活動停止→STARTO社退社後も“芸能界引退”はしない? 嵐リーダー大野智の“マル秘”ビジネスプラン

  1. 6

    戸田恵梨香「リブート」出演で“新ファッション女王”へ 衣装&ジュエリーがSNS席巻、松嶋菜々子超えの存在感

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    米国偏重ルールのWBCに「ふざけるな!」 MLBのカネ儲けのために侍Jが必死で戦う“ねじれ”の図式

  4. 9

    「おまえに4番を打ってほしい」石毛宏典監督は最後の試合前にこう告げた

  5. 10

    WBCイタリア代表が「有名選手ゼロ」でも強いワケ 米国撃破で予選R1位突破、準決勝で侍Jと対戦も