“ピッチの王様”にこだわり 中村俊輔電撃磐田入りの真相

公開日: 更新日:

 しかしながら、中村の周辺では「中村自身が横浜Mを見限り、飛び出した格好です。そして磐田に移籍したいと連絡してきた」という話が聞こえてくる。サッカーライターがこう続ける。

「国内では、横浜Mのユニホームを着たまま引退するというイメージで語られることの多い中村だが、その素顔は周囲が思っている以上にドライです。モンバエルツ監督と不仲なのは事実。確かに15、16年シーズンと出場機会が少なく、CFGに対するわだかまりもあったが、磐田への移籍自体は、あくまで『ピッチの王様として自分が思った通りにプレーしたい』という欲求を中村自身が抑え切れなかったからです」

 年俸にしても、中村が横浜Mに残留していた場合、来季は1億2000万円といわれ、磐田には「年俸8000万円で移籍した」と報じられている。

 しかし、その真相は「横浜Mでも磐田でも来季の年俸は1億円ジャスト。磐田に移籍しても1円も損はしないことになっていた」と前出のマスコミ関係者が言う。

 誰もがビックリ仰天した中村の磐田移籍。その真相は、いろいろ報じられているわりには、意外にシンプルなのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束