“ピッチの王様”にこだわり 中村俊輔電撃磐田入りの真相

公開日: 更新日:

 しかしながら、中村の周辺では「中村自身が横浜Mを見限り、飛び出した格好です。そして磐田に移籍したいと連絡してきた」という話が聞こえてくる。サッカーライターがこう続ける。

「国内では、横浜Mのユニホームを着たまま引退するというイメージで語られることの多い中村だが、その素顔は周囲が思っている以上にドライです。モンバエルツ監督と不仲なのは事実。確かに15、16年シーズンと出場機会が少なく、CFGに対するわだかまりもあったが、磐田への移籍自体は、あくまで『ピッチの王様として自分が思った通りにプレーしたい』という欲求を中村自身が抑え切れなかったからです」

 年俸にしても、中村が横浜Mに残留していた場合、来季は1億2000万円といわれ、磐田には「年俸8000万円で移籍した」と報じられている。

 しかし、その真相は「横浜Mでも磐田でも来季の年俸は1億円ジャスト。磐田に移籍しても1円も損はしないことになっていた」と前出のマスコミ関係者が言う。

 誰もがビックリ仰天した中村の磐田移籍。その真相は、いろいろ報じられているわりには、意外にシンプルなのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    「あの無口な少年が…」佐野海舟の下半身醜聞に母校関係者は絶句、その意外すぎる評判

  2. 2

    日本代表森保監督の「欧州移住計画」にJが大ブーイング! コーチ陣への不平不満にまで飛び火

  3. 3

    J1に異変!2連覇の神戸が開幕から5戦未勝利「3つの元凶」…選手間にはフロント幹部への不信感も広がる

  4. 4

    森保J攻撃の生命線…FW伊東純也がスタッド・ランスで絶不調の深層 すべてのプレーで《らしさがない》と専門家

  5. 5

    マインツ佐野海舟「不同意性交疑惑」乗り越え森保Jで“遠藤航の後継者”へ…代表入りほぼ確実

  1. 6

    FW古橋亨梧 新天地でたった2試合のみで「今季終了」の大ピンチ...30歳で仏1部レンヌ入り

  2. 7

    日本代表FW古橋亨梧の新天地は仏1部レンヌに!それでも森保ジャパン復帰が絶望的なワケ

  3. 8

    2030年W杯開催100周年記念大会 出場国「48→64」増大案は《金づる中国》と《金満中東》への救済措置か

  4. 9

    森保ジャパンDF陣に異変アリ!冨安健洋の長期リタイアと伊藤洋輝の完全復帰の「収支決算」

  5. 10

    新生なでしこが米国撃破で国際親善試合初V!キラリと光る「3つの勝因」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コシノジュンコそっくり? NHK朝ドラ「カーネーション」で演じた川崎亜沙美は岸和田で母に

  2. 2

    キャバクラ通い朝乃山 厳罰招いたウソと大関復帰の可能性

  3. 3

    蒔田彩珠は“この役なら変われる”と奮起して「富永蒼」役をゲット

  4. 4

    渋野日向子は大丈夫?「国内大会で予選落ち→米ツアーで不振」の“負のループ”にファンやきもき

  5. 5

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  1. 6

    橋本環奈vs麻生久美子 NHK朝ドラ「おむすび」で娘と母だった2人が4月期ドラマは主役で“対決”

  2. 7

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  3. 8

    公共施設へのスターバックス出店に相次ぐ疑問…愛知県津島市では激安賃料への批判も

  4. 9

    自主申告「7球団14人」の信憑性…《実は結構、お手軽な調査でした》と関係者

  5. 10

    石破首相のトンデモ持論「退職金増税」に自民議員真っ青…国会で課税見直し“明言”、参院選の争点化待ったなし