今季限りで退団も 後がない燕バレはWBCへ“本気モード”

公開日: 更新日:

■単年契約と日本人扱いも

「今季のヤクルトは弱点である投手力を強化するために、オーレンドルフら3投手を獲得した。一軍に投手優先で3人を使うなら、野手はバレと新助っ人のグリーンとの争いになる。グリーンに負けて二軍暮らしが続けば、いよいよ今年限りで退団となる可能性は高い」(ヤクルトOB)

 単年での残留になったことについてバレは、「特に何も感じない」とした一方、「契約してもらって感謝している。報いるためにも成績を出すこと」と殊勝だったのは、自分の立場がわかっているからだろう。

 常々、「日本で野球人生を終えたい」と話し、20年の東京五輪出場に意欲を見せている。順調にいけば、2年後の19年に国内FA権(8年)を取得する。日本人選手扱いとなり、外国人枠に関係なく起用できる。ヤクルトに限らず、他球団もオファーを出しやすくなる。

 ヤル気を出せば出すほどヤクルトにとってはプラスだが、WBCで対戦相手となる侍ジャパンにとっては、やっかいな打者になるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動