4強体制長くない? 稀勢の里「一人横綱時代」の可能性は

公開日: 更新日:

 鶴竜(31)は現時点でも「4横綱中、最弱」といわれており、こちらも1月場所を途中休場。井筒親方が「心身ともに弱っている」と話したのだから、重症だ。もともと、相撲もうまいとはいえず、「昇進したことが間違い」とまでいわれている始末だ。

■目立ち始めた白鵬の衰え

 となれば、白鵬(31)と稀勢の里の「白稀時代」がやってくるのか。

 ある親方は「それも長く続くかどうか」と、こう話す。

「白鵬は『20年東京五輪までやりたい』と豪語しているが、肝心の相撲は衰えが目立つようになった。ヒジ打ち対策を取られてからは『先の先』で相手をつぶすことができず、出足の鈍さも目立つ。長年、綱を張り続けた“勤続疲労”が体をむしばんでいるのだろう。白鵬は横綱としてのプライドが高いがゆえに、上がり目がないと悟れば早々に身を引くことも考えられる」

 そしてやってくる稀勢の里の一人横綱時代。もっとも、モンゴル3横綱が引退するまで本人が土俵に立っていれば、の話だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束