二遊争う中日・阿部寿樹は落合GMの数少ない“置き土産”

公開日: 更新日:

 それが8月に一軍に昇格するや打撃で存在感を見せた。9月14日の巨人戦でマシソンの156キロのストレートを右翼ポール際にプロ初本塁打し、周囲を驚かせた。阿部は、「振り遅れ気味でしたが、きっちり振り抜けた。強く振れることを常に意識しています」と、当時を振り返りながら話す。チーム関係者が言う。

「昨年は下半身をしっかり使えるよう、長いバットによるロングティーに継続して取り組んだ。中でも当時の辻二軍コーチ(現西武監督)が阿部を高く買っていて、居残りでティー打撃やマシン打撃に付き合った。その成果がいまにつながっている」

 ホンダ時代は車の内装部分を扱う部署に所属。実際に車の配線作業をやったこともある。バラエティー番組の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」が好きで、昨年の大晦日は実家で「ガキ使」の特番を見た。

「活躍してお金ができたら実家にホンダの車をプレゼントしたい」(阿部)

 恩人の落合前GMはすでに退団。落合時代のドラフト指名選手で、モノになったのはほとんどいない。残された時間は限られた中で、素朴で練習熱心なオールドルーキーがチャンスを生かそうと目の色を変えている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に