強敵は韓国とオランダ 侍ジャパンの2大会ぶり優勝あるか

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■左腕2人欠く米代表は拍子抜け

 米国は今大会、GMにジョー・トーリ、監督にはジム・リーランドとワールドシリーズを制覇した2人の名将を据え、本気で優勝を狙っているといわれたが、フタを開けてみれば拍子抜け。代表入りが有力視されていた左腕2人、サイ・ヤング賞投手のドジャース・カーショウ(28)、14年ワールドシリーズMVPのジャイアンツ・バムガーナー(27)がロースターに入らなかった。投手陣はブルージェイズの右腕・ストローマン(25、昨季9勝10敗)もおり優勝を狙うには心もとない。

「野手はスタントン(27)、ゴールドシュミット(29)ら長打力があり、ゴールドグラブ級の守備力を持った選手が揃いましたが、米国はリリーフ陣が最大の弱点。計算の立つのは昨季途中ヤンキースから移籍し、ワールドシリーズ進出に貢献したインディアンスの左腕ミラー(31、昨季10勝1敗、12セーブ)くらいです。2次ラウンド以降は終盤に試合をひっくり返されるかもしれない。ドミニカやメキシコに苦杯を喫する可能性はあります」(友成氏)


 そもそも、日本代表は米国で行われる準決勝に進めるのか。東京ドームの1、2次ラウンドで敗退する可能性はないか。

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