スカウトの間でも話題に 早実・清宮は進学かプロ入りか

公開日: 更新日:

「本人は最終的にプロを選ぶと思いますよ。というのも、進学するメリットがほとんどないからです。学歴? 確かにそれも大事だが、『野球で食っていく』と決めたならば不要だし、むしろ邪魔になりかねない。いまから引退後の生活やケガによる不慮の事故に備えるなんてのは、野球で食っていくうえでマイナスにしかならない。甘えにつながるだけだし、そもそも清宮もお父さんも、そんな保険をかける性格ではないでしょう」

 さらに「重要なのは清宮のメジャー志向がどれくらい強いか」だという。本人はかねて「将来の夢はメジャー」と公言しているからだ。

「メジャー志向が本当に強いのであれば、なおさら進学せずにプロ入りするでしょう。いくら清宮に実力があろうと、プロを経ずにメジャーに挑戦するのはリスクが大きい。家族のサポートも必要になる。それこそ日本ハムの大谷でさえ断念したくらいです。となれば、プロ入団後にポスティングというのが現実的。問題はポスティングを認めない巨人などに入団した場合です。海外FA権を取得するのに必要な年数は9年。大卒なら最短でも31歳ですが、高卒なら27歳と20代で海を渡れますからね」(前出のスカウト)

 最終的に早大側の事情より、本人のメジャー志向が上回ってプロ入りするというのだが。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも