肖像権は水連に 競泳リオ銅メダル瀬戸大也“セミプロ”宣言

公開日: 更新日:

 29日、競泳・リオ五輪400メートル個人メドレー銅メダリストの瀬戸大也(22)が全日本空輸(ANA)との所属契約会見に臨んだ。

 2021年3月末までの4年契約。来月出場予定の日本選手権では、「ANA」のロゴが入ったジャージーを初披露する予定で、「CA(キャビンアテンダント)さんに応援に来てもらえるともっと頑張れます」とニヤニヤが止まらなかった。

 しかし、自身の「肖像権」は日本水泳連盟に残すことを決めたため、完全な「プロ」とは言えず、この日も「肖像権を外せばプロといえる。ってことは、僕はセミプロ? アスニート(アスリートとニートを合わせた造語)?」と報道陣に逆質問。自身の微妙な立場に苦笑するしかなかった。

 これまでプロだなと思った選手を聞かれると、「(日本ハムの大谷)翔平。オフシーズン、焼き肉に行ったときはご飯を食べず、サプリメントを持参してその場で飲んでて。僕なんて家に帰ってから飲むのに……。そういう競技に対する姿勢に、僕はまだ一流じゃないなと思った」と話した瀬戸。2億7000万円を稼ぐ同い年の「プロ」野球選手に追いつくのは大変だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?