連敗6で止めた 燕ブキャナン“粘投”に話題の美人妻も興奮

公開日: 更新日:

「昨年、野手を探しにフィリーズ3Aの試合を視察した際、偶然投げていたのが彼でした」

 こう言うのはヤクルトの奥村国際グループ担当部長。13日の中日戦に先発した新外国人デービッド・ブキャナン(27)のことだ。

 勝ちこそつかなかったが、140キロ台後半のストレート、カットボール、チェンジアップを駆使して8回133球、2失点の好投。チームの連敗を6で止める原動力となった。奥村部長が続ける。

「ストレートだけでなく、カットボール、チェンジアップといった変化球はどの球種でもストライクが取れる。左右に散らしながら、奥行きを使った投球ができる。日本向きの投手と思って見ていた。メンタルのタフさもある。その試合、初回に3失点を喫した。マイナーでは、メジャーのチャンスが少なくなると、モチベーションを落とす選手は少なくないが、彼は違った。2イニング目、無失点で切り抜けるとガッツポーズをした。気持ちを切らすことなく、諦めずに投げた。二回以降は粘り強く無失点に抑え、チームは逆転勝ちした。勝ちへの強い意欲を見せたのが印象的でした」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」