千秋楽までもつの? ボロボロ稀勢の里は初日土でもう試練

公開日: 更新日:

「いつもは左のおっつけから差しにいくけど、今日はいきなり差しにいっていた。あれではよほどうまく踏み込まないと差せない。不安があるから、おっつけられないんだろう。(ケガした左上半身は)大丈夫なんだろうけど、不安を払拭するまで稽古ができなかったのかな。稽古場だと様子を見ながら力を出せるけど、本場所は違う」

 相撲評論家の中澤潔氏もこう言う。

「攻めて負けたのならまだいいが、小柄な嘉風に手も足も出ないのでは……。全く相撲になっていないので、何が悪いかの理由も探しようがない。嘉風の右おっつけは決して厳しいものではなかったのですが、これでは『左腕はまったく使えません』と公にしたようなもの。左腕のサポーターを見る限り、不安はまだあるのでしょう」

 稀勢の里は責任感の強い横綱だ。しかしこれでは、その「責任感」が仇になるかもしれない。左を使えない現状で千秋楽まで土俵に上がれば、患部の悪化やさらなるケガの恐れもある。19年ぶりに誕生した和製横綱が短命に終わろうものなら、せっかく盛り上がった大相撲人気も水の泡となりかねない。そうした懸念は相撲協会にもあったはずだ。それでも休場を促すことはできなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    巨人はCSファーストSで敗退濃厚…今季DeNAと13勝12敗“ほぼ互角”に潜む落とし穴

  3. 3

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 4

    簗農相「予算カット」恫喝発言が飛び火! 信じられない国交省調査で井林大臣は“火ダルマ”必至

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    久保建英は所属クラブでの評価いまひとつ…人気俳優・福原遥との電撃婚でひと皮むけるのか

  2. 7

    『トゥ・オブ・アス』冷め切った関係で美しくハモる二度と共に歌えない2人の業

  3. 8

    壇蜜フルヌード「手取り33万円」の衝撃…芸能界“安すぎ”ギャラの相場と現在値

  4. 9

    (1)内閣改造をめぐる暗闘、そして保身…玉虫色の決着

  5. 10

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

おすすめ求人情報

Sponsored by 求人ボックス