水谷が準決勝敗退…五輪までに中国勢2人の尻尾つかめるか
まだまだ中国勢の牙城は崩せそうにない。
卓球のワールドツアー、ジャパンオープン荻村杯最終日の18日、日本のエース水谷隼(28、世界ランク6位)が男子シングルス準決勝で中国の樊振東(20、同2位)に1―4で敗戦。序盤からミスを連発して最初の3ゲームを立て続けに奪われるなど完敗だった。
試合後の水谷は「第4、5ゲームの感触でやってればチャンスは来る」と話したが、決勝は水谷を破った樊振東が1―4で同じく中国の馬龍(28、同1位)に敗れた。馬龍は先の世界選手権で優勝、樊振東は準優勝だったから、今回も同じ組み合わせの決勝戦だった。
水谷とトップ2人との実力差は歴然。しかも樊振東はまだ20歳だ。東京五輪までの3年間でこの差を埋めることはできるのか。