世界ランク22位ケプカがメジャー初V 米ツアーは戦国時代

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【全米オープン】

 混戦を制したのは苦労人のB・ケプカ(27)だ。

 12アンダーで首位のB・ハーマン(30)に1打差でスタート。アウトはこの2人にT・フリートウッド、R・ファウラーらが絡んでの大混戦になった。バック9に入ると、6アンダー14位の松山(同4位)が猛追。松山は優勝の可能性を残す12アンダーでホールアウトしたが、ケプカが14番から3連続バーディーで16アンダーとし、松山、ハーマンに4打差をつけてメジャー初優勝を飾った。

 平均飛距離が約320ヤードのケプカは、米ツアーテストに落ちて、14年までは欧州ツアーでプレー。15年から米ツアーに参戦し2月の「ウェイストマネジメント・フェニックスオープン」で初勝利を挙げた。

 それにしても、開幕前にこのメンバーの優勝争いを誰が予想できたか。

 ケプカは世界ランク22位。ハーマンは同50位でフリートウッド(26)は33位だ。そこにファウラー(同9位)が絡み、6アンダー14位の松山(同4位)が14位から2位まで急浮上してこなければ、まったく地味なタイトル争いになった。

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