もう稽古再開 焦る稀勢の里を待つ怪我の連鎖と「引退」

公開日: 更新日:

 稀勢の里は7月場所前、横綱審議委員会から「本場所を休んででも、稽古と治療に専念を」と忠告され、今回も「万全でなければ9月場所は休んでもいい」と、2場所連続で休場を勧められた。

 それを当の本人は「休んで良くなるものならば休んでいる」と、断固拒否。しかし、実際は見ての通りだ。

 復帰を焦れば焦るほど万全の状態から遠のくばかりか、体はボロボロになる。本来は弟子の無理にストップをかけるべき田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)も、「巡業に出て(体の状態を)戻した方がいい」と逆に尻を叩く始末だ。

 強行出場で3場所連続途中休場となれば、次に待つのは「引退」の2文字だけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動