ハリル日本に朗報 長谷部が5カ月ぶりブンデス公式戦出場

公開日: 更新日:

 ドイツ1部フランクフルト所属の日本代表MF長谷部誠(33)が、20日のフライブルク戦に先発フル出場。約5カ月ぶりの公式戦出場となった。

 3月22日に右ヒザを手術した長谷部は直後のUAE、タイ、6月のイラクとのW杯最終予選を欠場。懸命のリハビリを続け、この日が満を持しての戦列復帰だった。 

 ポジションは本職のボランチではなく3DFのセンターに入った長谷部はアグレッシブに動き回り、スコアレスドローで勝ち点1ゲットの原動力となった。「長谷部の復活に日本代表ハリルホジッチ監督は小躍りしているでしょう」と話すのはサッカーダイジェスト元編集長の六川亨氏。

「日本代表では本職のボランチでプレー。守りに徹する時間帯では専守防衛に努め、機を見て敏に持ち味である縦への推進力を発揮する。沈着冷静でチームの精神的支柱としても欠かせない選手です。W杯最終予選の残り2試合(31日のオーストラリア戦、9月5日のサウジアラビア戦)の前に頼れる男が戦線に戻ってきました」

 今季ブンデス1部には10人の日本人選手がプレーしているが、24日の日本代表メンバー発表記者会見で、名前が読み上げられるのは半数ほど。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘