MF長谷部は欠場の可能性 豪州戦ボランチ“プランB”は誰?
ロシアW杯最終予選のオーストラリア戦(31日=埼玉スタジアム)、サウジアラビア戦(9月5日=ジッダ)を控えた日本代表のハリルホジッチ監督にとって「代えのきかない選手」のひとりが、主将を務めるMF長谷部誠(33=フランクフルト)だ。
3月に右膝を痛めて手術。リハビリ後、8月12日のドイツ杯で5カ月ぶりの復帰を果たすと20日の今季リーグ開幕戦、第2節と公式戦3戦連続フル出場で復活をアピールし、合宿初日の27日に帰国してすぐにチームに合流。指揮官を喜ばせた。
「もっとも合宿初日、2日目とランニングや全体練習から離れ、トレーナーとマンツーマンで体を動かしたり、股関節を気にするそぶりをみせたり、一部ではコンディション不良が囁かれている」(マスコミ関係者)
合宿3日目の29日の長谷部は左ヒザにテーピングを施していたが、公開された冒頭15分の間はランニングなど、通常メニューを淡々とこなした。
「ハリルは、長いブランクの後の3戦連続フル出場について『ハセベは頑張り過ぎではないか?』と考えており、合宿ではあえてムリをさせないようにしているフシもあります。いずれにしても長谷部がオーストラリア戦でプレーできない場合のプランも当然、指揮官は用意しています」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が続ける。