稲葉監督の言葉通り 侍Jコーチ陣は人脈不足と無策の人選

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 ともに日本代表でコーチ経験のある中畑清氏、大野豊氏は以前、日刊ゲンダイの取材にそれぞれ、「コーチは気の合う仲間じゃない方がいい。経験豊富なベテランというか、自分にない部分を補ってくれる人じゃないと」「コーチになる人は、ある程度の経験は必要。(特に)投手継投は後手後手になると厳しい」と稲葉監督にアドバイスしていたが、残念ながら、最も経験と手腕が問われる投手コーチに就任した建山氏には、14年に阪神で引退して以来、ただの一度もコーチ経験がない。

 そもそも稲葉監督にも代表以外の指導者経験はゼロ。この首脳陣で11月に開催される「アジアプロ野球チャンピオンシップ」に臨むが、五輪本番までに残っているコーチが果たして何人いるか。

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