稲葉監督の言葉通り 侍Jコーチ陣は人脈不足と無策の人選

公開日: 更新日:

 ともに日本代表でコーチ経験のある中畑清氏、大野豊氏は以前、日刊ゲンダイの取材にそれぞれ、「コーチは気の合う仲間じゃない方がいい。経験豊富なベテランというか、自分にない部分を補ってくれる人じゃないと」「コーチになる人は、ある程度の経験は必要。(特に)投手継投は後手後手になると厳しい」と稲葉監督にアドバイスしていたが、残念ながら、最も経験と手腕が問われる投手コーチに就任した建山氏には、14年に阪神で引退して以来、ただの一度もコーチ経験がない。

 そもそも稲葉監督にも代表以外の指導者経験はゼロ。この首脳陣で11月に開催される「アジアプロ野球チャンピオンシップ」に臨むが、五輪本番までに残っているコーチが果たして何人いるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  3. 3

    錦織圭と西岡良仁の不調に共通する難題…男子テニスの〈パワー・精度〉は爆発的向上している

  4. 4

    森保JのW杯に大いなる不安…三笘薫は「突破力に陰り」、伊東純也は「完治しない故障」

  5. 5

    私のスケジュールを大公開…やっぱりゴルフが好きでなければ続けられません

  1. 6

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  2. 7

    自民元議員・和田政宗氏が参政党に露骨なスリ寄り…宮城県知事選で政策協力、過激政策に“偽情報拡散”の懸念

  3. 8

    小泉今日子は商才もピカイチ! 還暦からの「自分がやりたいこと」を実現させる“先立つもの”の備え方

  4. 9

    司から竹内組長へ…山口組はどう変わるのか

  5. 10

    「時代に挑んだ男」加納典明(45)勝新太郎との交友「図体や印象より、遥かに鋭利なものを持っていた」