メジャーでも二刀流挑む ハム大谷の“本命球団”はどこだ?

公開日: 更新日:

 ベタンコートは頓挫したが、二刀流の可能性を追求するパドレスに、メジャーでも二刀流を貫きたい大谷が引かれるのはある意味、自然かもしれない。

 大谷はプロ5年目。メジャー移籍には、すでに球団が容認したポスティングシステムを利用することになる。同制度は現在、日米間で改正に向けて協議中だが、入札金の上限(約22億円)に変動はあっても、移籍金付きFAという基本的なシステム自体はおそらく変わらない。最終的に本人が行きたい球団に行ける制度だ。

 昨オフ、メジャーの新労使協定によって、25歳未満の外国人選手はマイナー契約に限定され、契約金、年俸、出来高などの総額は大幅に制限されることになった。大谷の希望はしかし、カネではない。ヤンキースやドジャースを筆頭に、金満球団の悲鳴がやがて聞こえることになるのではないか。

 大谷は13日、大勢の報道陣に対して「すみません」とだけ話して球場を後にした。

 なお、今季終了後には慢性的な痛みを抱える右足首の手術に踏み切ることが14日までに明らかになった。

 復帰までに2~3カ月とみられ、来春のキャンプには万全の状態で臨めるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗