好条件を蹴って日ハム残留 “北の鉄腕”宮西が10年目の偉業

公開日: 更新日:

「北の鉄腕」が大記録を成し遂げた。

 26日のオリックス戦で、日本ハムの宮西(32)が1点リードの八回に登板。走者2人を背負うも、この回を無失点で切り抜けた。

 この日で宮西はルーキーイヤーの2008年から、10年連続50試合登板という記録を達成。15年連続50試合の岩瀬(中日)に続く、球界2人目の偉業となった。

 関西学院大学から、07年大学・社会人ドラフト3巡目でプロ入り。14年に国内FA権を取得すると、在阪球団の阪神とオリックスからラブコールを送られた。

「結局、FA宣言せずに残留。年俸1億8000万円プラス出来高の2年契約を結んだ。実は阪神、オリックスが検討していた条件は日ハムのそれを上回るものだったらしい。それでも環境などを考慮した結果、移籍をやめたようです」(球団OB)

 ヒーローインタビューでは「10年間、チームのためにという思いで、投げていた」と話した宮西。岩瀬超えはあるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち