DeNAラミ監督が描く“CS下克上”は「1番・桑原」が鍵握る

公開日: 更新日:

 DeNAにはロペス、筒香、宮崎というリーグ屈指の中軸がいるとはいえ、短期決戦ではいい投手をどんどんつぎ込んでくるし、リリーフもフル回転するから接戦が多くなりがち。救援投手が揃う阪神相手に大量点は望みづらく、中盤までにリードする展開が理想といえる。ましてDeNAのチーム39盗塁はリーグ最少。小技、足技を駆使して、「1点を取る野球」をやりたいというラミレス監督にとって、桑原は重要なコマだ。

 当の桑原は「まず塁に出ないと話にならない。塁に出てホームにかえることが僕の役割。短期決戦ですし、思い切ったことも想定しながら最善の準備をしたい」と話す。

 一方、甲子園でDeNAを迎え撃つ阪神は昨11日、フェニックス・リーグで「強力リリーフ組」が調整登板。マテオ、高橋、桑原が揃って1回無失点と上々の仕上がりを見せている。彼らを試合に出さない展開に持ち込むためにも、リードオフマンの働きが鍵となる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動