3年前には争奪戦 ソフトB退団の松坂を拾う球団はあるか

公開日: 更新日:

 5日、ソフトバンク松坂大輔(37)の退団が正式に発表された。

 球団は支配下登録から外し、コーチ契約を結んだうえで復帰を目指す道筋を提示したが、松坂はこれを固辞。球団を通じて「この3年間期待に応えられず申し訳ありませんでした」とコメントした松坂は、「いくら言葉にしても足りないくらいの感謝の想いを伝えるのは一軍のマウンドだと思っています。またいつかグラウンドでファンの皆さま、チームメートに再会できることを信じて前を向き続けていきたいと思います」と現役一本で勝負すると表明した。

 ソフトバンクでの3年間は、右肩の故障もあって一軍登板はたったの1試合。獲得に手を挙げる球団があるとは思えないが、さる球界関係者は「松坂が死に場所を探すというなら、それを提供してもいいと考える球団があるかもしれない」と次の4球団を挙げる。

■どの球団も「育成契約なら」検討か

 まずは中日。3年前、日本球界復帰の際に手を挙げた球団のひとつだ。08年に、松坂が所属したレッドソックスで国際担当顧問兼巡回コーチを務めていたデニー友利氏が編成を務め、西武での現役時代から旧知の仲。森監督もプロ1年目の投手コーチという関係で、育成を含めた契約を模索する可能性がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  3. 3

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  1. 6

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  2. 7

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  2. 2

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  3. 3

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  4. 4

    W杯最終予選で「一強」状態 森保ジャパン1月アジア杯ベスト8敗退からナニが変わったのか?

  5. 5

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  1. 6

    指が変形する「へバーデン結節」は最新治療で進行を食い止める

  2. 7

    ジョン・レノン(5)ジョンを意識した出で立ちで沢田研二を取材すると「どっちが芸能人?」と会員限定記事

  3. 8

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 9

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  5. 10

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も